宝石・貴金属 七宝堂
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宝石のお話
トパーズ

名前の由来は、昔のペリドットの産地でした紅海の島“トパーシオ”(ギリシャ語です)からきているもので、、この島は、霧に隠れていて見付けにくいところから、つけられたものです。もう一つは、“火”を意味するサンスクリット語の“トパス”が語源という説があります。

村上龍の「トパーズ」という小説の題名にもなっているように、神秘的なイメージがあり、色々な力をもたらすと伝えられた宝石です。

トパーズは、研磨されることにより、ダイヤモンドにも似た美しい光をはなちます。硬度は8と、色石のなかでも硬い石に属するため、研磨した際に美しく輝く事ができます。

しかし、硬度は高いものの、劈開性(へいきかいせい)があるため割れやすい一面もあるので、慎重な扱いが必要です。

黄色に輝くので、「黄玉」と呼ばれますが、他にもピンク、レッド、オレンジ、淡いブルーなどの色合いもあり、、無色透明なものも存在します。

インペリアル(皇帝)と名付けられた黄色のトパーズが一般的に評価が高くなっています。トパーズいって一般に安く売られているものは黄色水晶でることが多く、これはインペリアルトパーズと鉱物上全く違う石なので、購入時には気を付けてください。

インペリアルトパーズでは、シェリーカラー、レモンカラーの二種類に分類されているので、購入する際は注意が必要になります。このうちAクラスの評価を受けるのは、シェリーカラーのトパーズになります。

産出量が少ないために稀少性が高く、高い評価を受けるのがレッドトパーズです。ピンクトパーズとともに、内包されている酸化クロムの影響を受けて、赤色になったものになります。

トーパーズの 産出地はブラジル、ロシアのウラル地方、パキスタンなど。このうち、一級品の産出するブラジルが、質量ともに世界に有名です。