宝石・貴金属 七宝堂
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宝石のお話
アクアマリン

アクアマリンという名称は、ラテン語でアクアは「水」、マリンは「海」を意味し、約200年前にヨーロッパを制覇し、時代を謳歌していたローマの人々によって命名されました。

海の色を思わせる清涼感のあるブルーが名前の由来となったのでしょう。

また、ヨーロッパでは昔から貴族たちに深く愛された石としても有名です。

中世の時代のヨーロッパの船乗りたちは、航海に出る際は必ずアクアマリンを身に付けたといわれています。アクアマリンは航海の無事を約束してくれる護符がわりでもあったのです。

そのほかにも、アクアマリンを口に含むと地獄から悪魔を呼び出し、どんな質問にも答えさせることができる等の言い伝えもあります。

アクアマリンの硬度は7,5〜8で、鉱物学的には、エメラルドと同じ鉱物であるベリルに属しています。

なぜアクアマリンがエメラルドのグリーンとは異なるブルーなのかというと、アクアマリンにわずか0.5〜2%という微量の鉄分が内包されたためです。

この鉄分がアクアマリンのブルーを生み出すもととなっています。